日産「アリア」「サクラ」が2022年度グッドデザイン賞を受賞

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日産は10月7日、「アリア」と「サクラ」が公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。

グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年行われている。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれている。

「アリア」は、日産が培ってきた電気自動車のノウハウと、最新のコネクテッド技術を融合させたクロスオーバーEV。力強い加速、滑らかな走り、EVならではの静粛性を実現している。今回は、あわせて「グッドデザイン・ベスト100」にも選出された。

「サクラ」は100%電気で走る、まったく新しい軽の電気自動車。軽自動車ならではの小回り性能、電気自動車ならではの高い静粛性や力強くなめらかな加速に加え、運転支援技術「プロパイロット」や「プロパイロット パーキング」など、多彩な先進技術も搭載している。

<「アリア」評価コメント>

短いフロントオーバーハング、前後に長いグラスエリア、四隅にレイアウトされた大径タイヤ、流麗なキャラクターライン、それら要素を端正なプロポーションにまとめた造形は、見るものに美しく豊かな未来を感じさせる。インテリアは随所に和のアイデアがデザインされ、自動車の室内というよりも住まいのインテリアを彷彿させる質の高い和みの空間が表現されている。クルマらしい要素は守りつつ独自性のあるデザインに挑戦したアリアはとても印象的だ。

<「サクラ」評価コメント>

電気自動車ならではの静かでスムーズな走りは、軽自動車の常識を完全に超えている。合わせてデザインも、落ち着いたスタイリング、シックな2トーンカラー、先進かつ上質なインテリアなど、車格を超えた仕立てで統一している。地方でのガソリンスタンド減少という課題に対する回答を出しつつ、長年軽自動車と暮らしてきた人たちに、格上の乗用車に匹敵する快適な移動体を提供したことも評価した。

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