横浜ゴムは9月30日、YOKOHAMAカート用タイヤの供給を終了すると発表した。
同社は、2001年に国内および海外向けにYOKOHAMAカート用タイヤの供給を開始し、日本自動車連盟(JAF)や国際自動車連盟(FIA)国際カート委員会(CIK-FIA)公認カートレース向けタイヤからホビー・レンタル・インドアカート向けタイヤまでの幅広い製品を揃え、国内最高峰カートレース 「全日本カート選手権」へのタイヤ供給をはじめ、これまで国内外に広くタイヤの供給を実施していたが、2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)において次世代の成長に向けた事業再編を推進する中での検討した結果、YOKOHAMAカート用タイヤ事業からの撤退を決定したと述べている。
なお、現在横浜ゴムとYOKOHAMAカート用タイヤの供給契約を基に取引中のレースシリーズ・イベント並びにカスタマーについては、供給契約期間の満了までYOKOHAMAカート用タイヤの供給を継続するとしている。