トヨタは9月26日、既販車に後付けで装着できる純正の福祉用品「いつでもウェルキャブ」の車いす収納装置を、全国のトヨタ車両販売店を通じて発売した。新型シエンタ向けを始めに、本年11月以降、従来型シエンタやアクア、ヤリス、プリウス、ルーミー／タンクなどの車種対象に順次拡大を予定している。
純正の福祉用品「いつでもウェルキャブ」は、ユーザーのライフステージの変化に合わせて既販車に後からでもウェルキャブの機能を追加できる装置。車いす収納装置は、力が弱く車いすを持ち上げるのが困難でも電動で容易に車いすをラゲージに収納できる装置で、今回発売した「いつでもウェルキャブ」の車いす収納装置では、ユーザー自身で装置の着脱が可能なため、使用しない時は簡単に取り外すことができ、ラゲージスペースを有効に活用することが可能となっている。
また「いつでもウェルキャブ」には、助手席ターンチルトシートも設定しており、8月23日より従来型シエンタをはじめとした既販車向けに販売しており、座席が回転し傾くことで、足を地面に着けたまま、跨がずに乗ることができ、乗降が容易になる商品となっている。
