三菱ふそう、「春日部支店」と「大河原サービスセンター」を移転オープン

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三菱ふそうトラック・バスは、販売サービス拠点である春日部支店(埼玉県春日部市)と大河原サービスセンター(旧「白石サービスセンター」、宮城県柴田郡大河原町)を移転し、8月17日(水)に営業を開始した。今回の移転オープンは、国内販売拠点の施設の改良・新設によって、カスタマーにより高品質なサービスの提供と従業員の働く環境の改善を目指す「ミライ」プロジェクトの一環となる。

春日部支店は、首都圏および東北方面への物流にとって非常に重要なエリアに位置しており、春日部市、蓮田市、越谷市、吉川市、白岡市、さいたま市の一部、北葛飾郡、南埼玉郡を担当。今回は、旧支店があった北葛飾郡杉戸町から、重要な交通経路である国道4号バイパス・16号へのアクセスが良い春日部市下柳に移転。旧支店に比べて敷地面積が約3倍、建物面積が約2倍となったほか、整備ストールを全10レーンに拡大し、このうち5レーンは前後で2台同時整備が可能な通過式を採用。安全で高品質な整備作業を目指し、フロアリフト、4柱リフト等、最新の整備機器を導入。待合室は男女別とし、リクライニングチェアなどを設定している。

また大河原サービスセンターは、宮城県内陸部南部の国道4号沿い、東北自動車道に近い場所に位置し、白石市と角田市、柴田郡、刈田郡、伊具郡を担当。2010年に国道4号の拡張工事に伴って大河原町から白石市に暫定的に移転を実施。今回、元の場所に規模を拡大して再移転し、呼称を「大河原サービスセンター」に改称した。新工場では整備ストールを全5レーンに拡大し、このうち2レーンは前後2台同時整備が可能な通過式を採用。安全で高品質な整備作業を目指し、フロアリフト、4柱リフト等、最新の整備機器を導入した。

いずれの拠点も、建物や事務所レイアウトの最適化により、構内は一方通行の車両動線を実現して構内安全を向上。来店者待合室とメカニック向けの厚生施設を充実させたほか、環境対策としてフルブースの塗装場とし、照明は全てLEDを採用、最新式の排水設備を導入した。さらに、電気トラック用の充電設備を設置し、今後の商用車の電動化の普及促進に貢献するとしている。

【「春日部支店」概要】

  • 所在地:埼玉県春日部市下柳1882番地
  • 電話番号:048-718-1704(営業)、048-718-1705(整備)、048-718-1706(部品)
  • 営業時間:9:00-18:30
  • 定休日:日曜日、祝日、第2土曜日
  • 整備設備:全15レーン(整備10、塗装1、板金2、完成検査場2)

【「大河原サービスセンター(旧:白川サービスセンター)」概要】

  • 所在地:宮城県柴田郡大河原町金ケ瀬字中川原62
  • 電話番号:0224-53-5313
  • 営業時間:9:00-18:00
  • 定休日:日曜日、祝日、第2土曜日
  • 整備設備:全7レーン(整備5、塗装1、完成検査場1)
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