パーク24、「路上駐車」に関する意識調査の結果を公表

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パーク24は8月2日、8月9日「駐車場(パーク)の日」を前に、路上駐車防止の啓発活動の一環として、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象にに実施した、「路上駐車」に関する意識調査の結果を公表した。

駐車違反の取締り件数は年々減少傾向にあるものの、2020年は100万件を超え、駐車車両が原因となる交通事故は1,582件も起きているという。

パーク24グループでは、「1年のうち、たった1日でもいいから路上駐車が引き起こす様々な社会問題について考えてほしい」という願いを込め、1998年に8月9日を「駐車場(パーク)の日」として記念日登録を行っている。

【「路上駐車」に関する意識調査の結果】

<路上駐車が原因で危険を感じた経験>

今回の意識調査では、89%が「路上駐車が原因で危ないと思ったことがある」と回答。アンケートを開始した2013年以降、毎回約9割となっており、傾向に変化はないとしている。

<2年以内の路上駐車経験>

2年以内に路上駐車をした経験があると回答した人は23%で、路上駐車に関する意識調査を開始した2013年と比較すると22ポイント減少。意識調査の開始以降、路上駐車の経験者比率は減少傾向にあり、2021年から3割を下回った。

<路上駐車の理由>

路上駐車をした理由については、「駐車場にとめるほどの時間ではなかったから」が58%で最多。次いで、「近くに駐車場がなかったから」25%、「交通量が少なかったから」6%という結果となった。回答の傾向は過去に実施した結果と比較しても大きな変化はないとしている。

今回のアンケートから、路上駐車をする人の多くは「駐車場にとめるほどの時間ではない」と考えていることが分かった。一方で、「近くに駐車場がなかった」または「駐車場が満車だった」は合わせて3割近くなっており、駐車場にとめたくてもとめられないことが路上駐車の一因となっていることも分かった。

パーク24は、とめたい時にとめられる環境整備のため、引き続き時間貸駐車場「タイムズパーキング」および予約制駐車場「タイムズのB」を拡大すると述べている。

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