三菱自動車、「MSCI日本株女性活躍指数 」の構成銘柄に5年連続で選定

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三菱自動車は7月19日、女性活躍推進に対する取り組みが評価され、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社(以下「MSCI」)がESG(環境・社会・ガバナンス)投資のために開発した「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」の構成銘柄に5年連続で選定されたと発表した。

「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」は、女性の雇用や管理職の割合、ダイバーシティへの取り組みなど「女性活躍推進法」に基づく開示情報をもとにスコアを算出することで、性別多様性に優れ、長期的に持続可能な成長が見込める企業を構成銘柄に選定。同指数は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のESG投資を行うための指数の一つとして採用されている。

【三菱自動車の女性活躍推進に関する主な実績】

  1. 女性従業員比率の増加:WIN選定前の2018年3月と比較し、2022年3月の女性従業員比率は9.9%から11.0%に増加。
  2. 女性管理職比率の増加:WIN選定前の2017年7月と比較し、2022年7月の女性管理職比率は2.9%から4.7%と、1.6倍に増加。

【女性活躍推進に関する目標および主な取り組み例】

①女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画の策定および実行

2021年4月1日~2024年3月31日までの3年間、下記1・2の目標達成への取り組みを実施。

  1. 事技系指導専門職 (管理職手前) における女性社員比率を15%にする
  2. 男性社員の育児休業取得率を10%以上(年)にする

②仕事と育児や介護との両立支援

  • 育児や介護を対象とした支援制度の他、フレックスタイム、リモートワーク制度の導入、社内相談窓口「両立支援コンシェルジュ」、事業内託児所の設置等、多様な社員の能力を最大限に発揮できる環境整備を推進。
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