横浜ゴムは6月2日、スバルの新型BEV「SOLTERRA(ソルテラ)」の新車装着(OE)用タイヤとして、「ADVAN V61(アドバン・ブイ・ロクイチ)」の納入を開始したと発表した。装着サイズは235/60R18 103H。
「ADVAN V61」は、安定した操作性と乗り心地に加え、耐摩耗性、耐ハイドロプレーニング性能を達成。さらに、パターンによるノイズを抑えた高い静粛性と転がり抵抗の大幅な低減を両立している。同タイヤの開発では「人間特有のひらめき」や「発想力」と「AIが得意とする膨大なデータ処理能力との協奏」によって新たな発見を促しデジタル革新を目指す、同社独自のAI利活用フレームワーク「HAICoLab(ハイコラボ)」を活用し、特にEVに求められる高い静粛性目標達成に当たっては、「HAICoLab」を支える技術のひとつである 進化計算(遺伝的アルゴリズム)により、最適なピッチ配列とした。
新型「ソルテラ」は、EV専用プラットフォームe-SUBARU GLOBAL PLATFORM(イースバルグローバルプラットフォーム)を採用した、SUVモデルのEV。同モデルの開発では、新型プラットフォームのほか、商品企画、設計、性能評価などの多岐に渡ってスバルとトヨタが共同で実施している。