日産は6月1日、オンデマンド配車サービスの実証実験「なみえスマートモビリティ」を、福島県浜通り地域にて6月6日から実施すると発表した。同社は、地域活動を支えるための交通基盤となる新たなモビリティサービスの構築に向けた実証実験を2020年度から継続的に実施しており、3年度目となる今回は、通年に亘る実証実験を通して、今後の事業化を見据えた公共交通サービスの検証を行うとしている。
＜福島県浜通り地域での実証実験の取り組み＞
今回の実証実験ではこれまでの検証結果を踏まえ、下記事項の取り組みを通して利便性の向上を図る
- 運行サービスを通年で実施（予定）
- お客さまの様々な利用形態に適応するよう、飲食店等に配車予約ができるミニデジタル停留所を導入（順次開始）
- 利用者登録方法やアプリケーションの使い方、またスマートフォンの使い方など、気軽に相談できる窓口をJR浪江駅前に新設した「浜通り地域デザインセンターなみえ」内に常設
【実証実験の概要】
