トヨタモビリティ東京(関島誠一社長)は5月23日、燃料電池自動車「MIRAI(ミライ)」の受注に基づいて、東京都環境局主催の「花と緑の東京募金」に寄付するキャンペーンを実施し、東京都に寄付金を贈呈した。
「MIRAIを購入して東京に花と緑を増やそうキャンペーン」は、2021年4月から2022年3月までの1年間、ミライ受注1台につき20,300円をこの募金に寄付する取り組み。期間中535台の受注があり、寄付金総額は1,086万円に達した。
寄付金は同日、東京都庁で同社佐久間伸一執行役員から東京都環境局・栗岡祥一局長に手渡された。栗岡局長は「大変意義のある取り組みを行ってくださって感謝している。ミライは環境に良く、高級感あふれる魅力的なクルマ。今後も燃料電池自動車を使った事業等を連携して行いたい」と述べた。また、佐久間執行役員は「燃料電池自動車の認知をさらに広め、よりミライを普及させることで東京都の環境改善に貢献したい」と語った。
現行モデルのミライは、走行中に温室効果ガス(CO2)を一切排出しない“究極のエコカー”であるとともに、車両前面から外気を取り込みエアクリーナーフィルターでPM2.5等の有害物質を取り除き排出する。走れば走るほど空気をキレイにする「マイナスエミッション」を実現している。
※メイン写真:目録を手にする東京都環境局・栗岡局長(左)と同社・佐久間執行役員