全日本学生スロットカー連盟の学生が、レジェンドレーサーにモータースポーツの未来を提案

all 業界ニュース モータースポーツ

日本では主に1960年代後半や80年代にブームとなり、現在まで続くモデルカーレーシングホビーが「スロットカー」。最も小さいモータースポーツでもある。

このスロットカーレーシングの総合メーカー・有限会社バン・プロジェクト(神奈川県横浜市、伴野正之代表)は2月20日、往年のレーシングドライバーで構成されるレジェンドレーシングドライバーズクラブ(Legend Racing Drivers Club)を招き、「レジェンドドライバー・スロットカーレース大会」(以下レジェンドレース)」を開催したが、これに「全日本学生スロットカー連盟(JASCL)」が運営スタッフとして参加し、モータースポーツを盛り上げるべく、レジェンドレーサーに対し提案発表を行なった。

発表する学生

JASCLは、バン・プロジェクトの後援を受け、スロットカー好きの学生が活動を行っている学生団体。クルマとレースの文化を未来につなげていくことを目標に、バン・プロジェクトで毎月開催されるスロットカーレースや、SNSを通じた若者への普及拡大に取り組んでいる。

スロットカー

JASCLの活動方針は3つ。
(1)若者たちにレースを
・スロットカーレースを通じて、若者が楽しく挑戦する場をつくります。

(2)若者たちに夢を
・スロットカーを通じて、夢や新しい世界へのきっかけを創造します。

(3)若者たちに技術を
・モータースポーツの文化や技術を、次世代の若者に引き継いでいきます。

当日は、このJASCLの活動方針をレジェンドレーサーたちに紹介するとともに、若者とレーサーが交流、意見交換ができるコミュニティ「若者とレーサーのモータースポーツ協議会」の創設を提案。

「若者のクルマ離れ」「モータースポーツの人気低下」といった課題に対し、将来的には「モータースポーツ業界」「自動車メーカー・部品メーカー」「スロットカー業界」が協力しあうコミュニティを作ることで、モータースポーツの未来を考え、新しいファンとのコミュニティを創造し、次の世代にクルマとレースの文化をつなげていきたい、としている。

JASCLでは今後の取り組みとして、レジェンドレーサーの協力のもと、コミュニティの創設を目指して活動していくとともに、引き続きSNSを活用したスロットカーの認知拡大や魅力発信に努めていくという。

 

【全日本学生スロットカー連盟公式SNS】
Instagram(@jascl_official) https://www.instagram.com/jascl_official/
Twitter(@JASCL_official) https://twitter.com/JASCL_official

Tagged