日野自動車、中型トラック「レンジャー」46,746台をリコール NOx排出値が基準値超えるおそれ

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日野自動車は3月25日、「日野レンジャー」の原動機(エンジン制御プログラム)に不具合があるとして46,746台のリコールを国土交通省に届け出た。 対象となる製作期間の範囲は平成2944日~令和434日。

不具合の部位は原動機(エンジン制御プログラム)で、中型トラックのA05C(HC-SCR)エンジン搭載車において、HC-SCR触媒の再生用制御プログラムが不適切なため、触媒に付着した排出ガス中の硫黄成分が除去されず堆積することがある。そのため、触媒の性能が低下し、排出ガス中の窒素酸化物の排出値が基準値を超えるおそれがある。改善措置は、全車両で暫定措置として、点検を行いSCR触媒の再生が可能な場合は再生作業を行う。再生が不可能な場合および再生完了しない場合は、触媒を交換する。また、メンテナンスノートの点検整備項目にSCR触媒再生作業を追加する。暫定措置は準備でき次第、使用者に修理入庫を通知する。また、恒久対策が決定し次第、改めて措置を実施する。

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