マツダは3月9日、欧州事業を統括する「Mazda Motor Europe（マツダ・モーター・ヨーロッパ）」が、新型クロスオーバーSUV「CX-60」を初公開したことを発表した。欧州各国で3月8日（現地時間）に受注を開始、今夏の発売を予定している。
マツダは、グローバルに需要が高いSUV市場において、2023年までにラージ商品4車種の導入を予定しており、既存のSUV商品と併せて、各市場の特性や顧客ニーズに応えるSUVラインアップを拡充することにより、ビジネスおよびブランドのさらなる成長を図ると述べている。
「CX-60」は、「走る歓び」と「環境・安全性能」を大幅に進化させたマツダのラージ商品群の第1弾であり、厳しい時代の要求に応える環境・安全性能を備えながら、日常の一般道走行から高速道路を使った長距離ドライブまで、余裕をもって運転を愉しめる2列シートのミッドサイズSUV。また、マツダのデザインテーマ「魂動（こどう）-SOUL of MOTION」のさらなる進化に挑戦し、自然と調和する日本人の感性を活かしたタフさと緻密さを、その造形を通じて表現している。
今回公開された「CX-60」（欧州仕様）は、2.5L直列4気筒ガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせたマツダ初のプラグインハイブリッドシステム「e-SKYACTIV PHEV」を搭載したモデルとなる。
マツダは、防府第2工場（山口県防府市）において3月11日にCX-60の生産開始を予定している。また、日本向けモデルについては、4月上旬の公開を予告している。
