ルノー、独自ハイブリッドシステム搭載の新型クーペSUV「アルカナ」5月日本発売

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ルノー・ジャポンは2月24日、独自開発のハイブリッドシステムを採用したクーペSUV「アルカナ」を、5月26日(木)から全国のルノー正規販売店を通じて発売すると発表した。価格(消費税込)は429万円。

【SUVとクーペが融合した都会的なフォルム】

新型「アルカナ」は、SUVの機能美とクーペのエレガントさが融合した都会的なフォルムのボディを特長としており、1,580mmの全高に対し200mmの高い最低地上高、高い位置に配されたベルトラインと筋肉を思わせる造形のボディサイド、幅広で張り出したフェンダー、フロントとリアのスキッドプレート、ホイールアーチプロテクションなどがSUVらしさを強調し、リアに向かって優雅に弧を描くルーフラインとサイドウィンドウのラインは流れるようなフォルムを形づくり、クーペのような俊敏さとエレガントさを演出している。

フロントにはF1に着想を得たフロントブレードが装着され、スポーティな印象を高めているほか、フロントバンパー両端には空気抵抗を減らし、燃費を向上するフロントホイールハウスに繋がるエアディフレクターを装備。また、LEDのヘッドライトには、ルノーモデルを象徴するCシェイプのデイタイムランプを装備し、リアのコンビライトにも同様にCシェイプが組み込まれている。

ボディカラーは、ブラン ペルレ M、ブルー ザンジバル M、オランジュ バレンシア M、ノワール メタル Mの4色を設定。

 

 

【ルノー・スポール由来のR.S.  LINEデザインを取り入れたインテリア】

インテリアは、モータースポーツの血統を受け継ぐルノー・スポール由来のR.S.  LINEデザインを取り入れており、ドアトリムとダッシュボードには、カーボン調パネルを採用し、レッドラインのアクセントがスポーティな印象を向上。レザー×スエード調コンビ6ウェイ電動フロントシート、レザーステアリングホイール、シートベルトに施されたレッドステッチが、スポーティさに加えて上質さを演出している。

さらに、人間工学に基づきドライバーを中心に考えられた運転席のスマートコクピット、様々な情報がひと目で確認できる10.2インチ フルデジタルインストゥルメントパネルを装備するほか、6ウェイ電動フロントシート、シートヒーター、ステアリングヒーターといった快適装備も充実している。

 

 

【ルノー独自開発のハイブリッドシステムE-TECH HYBRID搭載】

ルノーがF1で培ったノウハウを取り入れて独自に開発した軽量、コンパクトで、ドライブフィールに優れたハイブリッドシステムE-TECH HYBRID(イーテックハイブリッド)を搭載。E-TECH HYBRIDは、メインモーター(駆動用)とHSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)の2つのモーターと、1.6L自然吸気エンジンを、モータースポーツの世界で使用されるドッグクラッチを採用した軽量でコンパクトな電子制御ドッグクラッチマルチモードATで繋いだ、ルノーが独自に開発したハイブリッドシステム。ルノーがF1で長年にわたり培ってきたノウハウを活かし、低速域から高速域まで全域にわたり、最も高い効率となるようモーターとエンジンを最適に組み合わせる制御を行うことで、ダイレクトかつスムーズなドライブフィールと、低燃費を実現した。

【多様性の高いCMF-Bプラットフォームを採用】

ルノー・日産・三菱のアライアンスにより開発されたモジュラープラットフォームのCMF-Bプラットフォームを採用。同プラットフォームは、多様性が非常に高く、Cセグメントまで対応するほか、軽量であることから、高い燃費性能が求められるハイブリッドモデルに適している。高い剛性を持つため、しなやかなサスペンションの動きやハンドリングの正確さを引き出し、クーペらしいダイナミックなドライブフィールを実現する。

また、CMF-Bプラットフォームを使用することで最適化されたボディ構造、先進の予防安全技術によって、新型ルノー アルカナはユーロNCAP(ヨーロッパ新車アセスメントプログラム)で最高ランクの5スターを獲得した。

【多彩な収納スペースを用意】

ラゲッジスペースを上下に分割するダブルフロアシステムを採用した480Lのリアラゲッジを備えているほか、センターコンソールに2L、アームレストに1.1Lの収納、リアアームレストには1.5Lの収納と2つのカップホルダーを装備し、ドアポケットには0.75Lのボトルが2本収納可能となっている。

【先進運転支援システムと予防安全技術を搭載

アダプティブクルーズコントロール、レーンセンタリングアシスト、360°カメラ、イージーパーキングアシスト、パーキングセンサー、オートハイ/ロービームなど、多くの先進運転支援システムを搭載。

予防安全技術では、アクティブエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)歩行者・自転車検知機能付、レーンキープアシスト(車線逸脱防止支援)/レーンデパーチャーワーニング(車線逸脱警報)、スピード警告付トラフィックサインレコグニション(交通標識認識)、ブラインドスポットワーニング(後側方車両検知警報)、セーフティディスタンスワーニング(前方車間距離警報)、リアクロストラフィックアラートを装備している。

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