ホンダは1月19日、EV用バッテリー研究開発会社であるSES Holdings Pte. Ltd.(本社:米国ボストン、以下「SES」)と、2021年12月にリチウム金属二次電池に関する共同開発契約を締結したと発表した。
またSESは、SPAC(特別買収目的会社)スキームによるニューヨーク証券取引所(以下「NYSE」)への株式上場を予定しており、ホンダはSPACの私募増資引き受け(PIPE)を通じて、NYSEに上場するSES AI Corporationの約2%の株式取得を予定している。
ホンダは、グローバルでの電動化に向けた取り組みを加速する中で、EVの基幹部品であるバッテリーについては独自に開発している全固体電池を含めて、次世代バッテリーとしていくつかの選択肢を並行して検討しており、今回の共同開発契約はその一環となる。
ホンダとSESは今後、安全で高い耐久性をもつ大容量のEV用次世代バッテリーの実現に向けて、共同研究を進めていくと述べている。