ボルボ、Google アシスタント対応デバイスと直接連携するサービスを自動車メーカーとして初めて開始

all 業界ニュース

ボルボ・カーズは1月6日、Google アシスタント対応デバイスと直接連携するサービスを自動車メーカーとして初めて開始すると発表した。同社とGoogleの継続的なパートナーシップの一歩を踏み出すことになると述べている。

今回の連携により、Googleアシスタントと車がこれまでで最もシームレスに接続され、ボルボ・カーズのユーザーは、Googleアシスタント対応のホームデバイスやモバイルデバイスに音声操作を通じて、車に搭載されている各種機能をコントロールすることが可能となる。ボルボ車とGoogleアカウントをペアリングすることで、ユーザーは車に搭載されているGoogleに直接話しかけ、車の施錠などのさまざまな機能を遠隔操作できるようになる。

 

 

同社はGoogleアシスタントとの連携について、カスタマーに便利さと安心を提供したいという同社の思いを反映しており、利用可能な操作リストは今後も増加する予定と述べている。将来的には、カスタマーが自分の車に充電を開始させたい特定の時間を設定できる充電スケジュールなどの機能が予定されている。

ボルボ・カーズは、完全電動化に向けた動きをサポートするためにも、Googleアシスタントと車の連携を目指しており、その結果、カスタマーがボルボの電気自動車で炭素排出量削減の可能性を最大限に発揮できるようになることを目指している。将来的には、充電体験を生産的であると同時に便利なものにすることを目指し、車の開錠など、より高いセキュリティが必要な操作については、二段階認証プロセスにより、適切な人だけが適切なタイミングで適切な情報を聞いたり、アクセスしたりできるようにするとしている。

同機能は、ボルボ・カーズ・アプリとGoogleアシスタント対応デバイスに接続されたAndroid搭載のインフォテインメントを持つすべてのボルボ・ドライバーに対し、Googleアシスタントが利用可能な一部の地域において、今後数カ月以内に提供の開始を予定している。

 

Tagged