日産、「PRID指標」において5年連続で最高ランク「ゴールド」を受賞

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日産は11月11日、任意団体「work with Pride」が策定したLGBTなどの性的マイノリティに対する企業の取り組みへの評価指標「PRIDE指標」において、17年度から5年連続となる最高ランクの「ゴールド」を受賞したと発表した。

「PRID指標」とは、職場におけるLGBTに関する取り組みの評価指標であり、LGBTの人々が働きやすい職場づくりの具体的な施策を社会に広めることを目的に設立された任意団体「work with Pride」が2016年に策定した。PRIDEの各文字に合わせた5つの指標[①Policy(行動宣言)②Representation(当事者コミュニティ)③Inspiration(啓発活動)④Development(人事制度・プログラム)⑤Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)]の総合点に応じて、ゴールド、シルバー、ブロンズの3段階で評価・表彰される。

同社では社内の取り組みとして、全従業員向けLGBT eラーニングやLGBTセミナー等の社内啓発活動を定期的に実施し、2019年8月1日からは同性婚及び事実婚に対して、結婚事由により取得可能な休暇制度の適用と結婚祝金の支給を開始。また社外の取り組みとして、17年度から協賛出展を開始したアジア最大級のLGBTイベント「東京レインボープライド」に、19年度は初の単独出展を行い、20年度と21年度はオンラインで参加。上記の社内外における継続的な取り組みが評価され、5年連続でのゴールド受賞となった。

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