21年9月の登録車新車販売台数は前年比3割減と大きく減少、昭和43年以降、下から2番目の低水準

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10月1日、日本自動車販売協会連合会(自販連)は、21年9月の新車販売台数(登録車)が前年9月に対して30%減となる20万5423台だったと発表した。

9月単月としては、1968年(昭和43年)の統計開始以降、過去最低だった1968年に続く下から2番目。昨年9月は、新型コロナの影響による受注の一時的な落ち込みから回復した時期であったことに対して、今年9月は各自動車メーカーとも半導体不足や部品の調達遅れなどから減産が続いており、この影響が強く表れた結果となった。

このうち乗用車は16万9723台で32.7%減。乗用車のうち普通乗用車(3ナンバー車)は10万8787台で26.6%減、小型乗用車(5ナンバー車)は6万936台で41.5%減で、特に小型乗用車が大きく減少している。

貨物車は3万5171台で13.1%減、バスは529台で20.7%の減少であった。

一方、21年度上半期(4-9月)の新車販売台数は合計で129万7939台となり、前年同期比で2.5%の増加。うち乗用車は110万4760台で2.3%増、貨物車は19万308台で4.4%増となった。

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