ランドローバー、「ディスカバリー/ディフェンダー90」計2車種 196台をリコール

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ジャガー・ランドローバー・ジャパンは9月28日、「ディスカバリー」の電気装置(バッテリケーブル取付ボルト)に不具合が、また「DEFENDER 90」の座席(シートフレーム)に不具合があるとして計196台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は令和2年10月10日~令和3年6月29日。

「ディスカバリー」の不具合の部位は電気装置(バッテリケーブル取付ボルト)で、バッテリマイナスケーブルのボディ側アース取付部において、作業管理が不適切なため、取付ボルトの締結トルクが大きい状態のものがある。そのため、当該ルトのネジ山が破損し、原動機及び電装品に電源が供給されず、最悪の場合、原動機が始動しない又は走行中にエンストするおそれがある。改善措置は、全車両で当該取付ボルトを新品に交換し、規定トルクで締め付ける。

「DEFENDER 90」の不具合の部位は座席(シートフレーム)で、前列シートフレームにおいて、最前部及び最後部の停止位置にあるブラケットの強度が不足しているため、手動でシートを最前部又最後部に強い力で移動した場合、ブラケットが変形することがある。そのため、ロック位置がずれる事により、シートを正しい位置で固定出来ないおそれがある。 改善措置は、全車両で、前列左右(運転席・助手席)のシートフレームを対策品に交換する。

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