フォルクスワーゲン、「ゴルフGTI/ティグアンR」計456台をリコール 火災のおそれ

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フォルクスワーゲングループジャパンは4月21日、「ゴルフGTI 2.0/180kW」「ティグアンR 2.0/235kWXV」の原動機(エンジンカバー) に不具合があるとして456台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる輸入期間は令和3年5月20日~令和4年1月28日。

不具合の部位は原動機(エンジンカバー) で、原動機において、上部に取り付けられたカバー(エンジンカバー)取付け箇所の強度が不十分なため、車両の経過年数や使用状況(非常にスポーティな走行や路面の悪いオフロード走行)によって、カバーが外れることがある。

そのため、エンジンルーム内でカバーが移動してターボチャージャー等の高温箇所に触れると溶損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。改善措置は、全車両でエンジンカバーを取り外す。尚、対策部品の準備が整い次第、新たに届出を行う予定である。

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