アウディ ジャパンは9月22日、「Q8 55Tq エアサス」「Q7 55Tq」「A4 オールロード」「A4 45Tq」「A4 35T」「Q8 55Tq エアサス」「RS7 SB エアサス」「RS6 アバント」「RS6 アバント エアサス」「RS7 SB」「S7 SB」「S6」「A6 45Tq」「A7 SB 45Tq」「A6 55Tq」「A7 SB 55Tq」「A5 SB 45Tq」「S8」「A8 60Tq」「A8L 60Tq」「A8 55Tq」「Q5 45Tq エアサス」「Q5 45Tq」「RS4 アバント」「SQ5 エアサス」「SQ5」「A4 35TDI」「A6 40TDIq」「A7 SB 40TDIq」「Q5 40TDIq エアサス」「Q5 40TDIq」「A4 40TDIq」「A5 40TDIq」「A5 SB 40TDIq」「S5 SB」「RS5 SB」「A5 SB 40T」計37車種の緩衝装置(ナット)に不具合が、また「A7 SB 45Tq」「A6 40TDIq」「A7 SB 40TDIq」「A6 55Tq」「A7 SB 55Tq」計5車種のエアバッグ装置(ダッシュパネル) に不具合があるとして計2,017台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は平成30年7月21日~令和3年6月18日。
37車種の不具合の部位は緩衝装置(ナット) で、緩衝装置において、リヤサスペンションアームを固定するナットの材料が不適切なため、早期に腐食割れが生じるものがある。そのため、アーム固定部のネジが緩むことでがたつき、異音が発生し、最悪の場合、ハンドル操作が正常に行えなくなるおそれがある。 改善措置は、全車両で該当するナットを良品に交換する。また、ボルト側ネジ部やアーム類に損傷が生じている場合は新品に交換する。
5車種の不具合の部位はエアバッグ装置(ダッシュパネル) で、ダッシュパネルにおいて、製造工程が不適切なため、助手席エアバッグの開口部が正しく加工されていないものがある。そのため、衝突時にエアバッグが完全に展開せず、最悪の場合、乗員が過度の負傷を負うおそれがある。 改善措置は、全車両でダッシュパネルの助手席エアバッグの開口部を点検し、不具合品が組み付けられている場合は、修正作業を行う。