レクサスは9月1日、現在応募受付中の若手クリエイターを育成・支援する国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2022」の審査員を発表した。
今回で10回目の開催となる「LEXUS DESIGN AWARD」の審査員には、アワード創設時から審査員を務めてきたデザイン界の重鎮であるMoMA NYの建築及びデザイン部門のシニア・キュレーターであるパオラ・アントネッリ氏と、LEXUSのグローバルデザインを統括するサイモン・ハンフリーズ氏のほか、新たにインド出身の建築家、アナパマ・クンドゥ氏と、カナダのデザイナー、ブルース・マウ氏が参画する。
アナパマ氏は、伝統工芸と建築的技法を融合させ、実験的なコミュニティセントリックのプロジェクトを多く手がけている。また、ブルース氏はグラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートし、「design can change the world(デザインには世界を変える力がある)」という理念をもって数十年にわたり幅広い分野でチャレンジを続けている。
今回の審査員参画に際し、ブルース氏は「LEXUS DESIGN AWARDに関わることができて、とても光栄です。本アワードは、次世代のデザイナーを育成し、彼らがより良い世界を作っていくことをサポートするという、非常に重要な役割を担っています。LEXUSはデザイン人材の能力を最大限に引き出すことの価値をよく理解しており、6名の入賞者のプロジェクトを進化させるため、制作費の支援をはじめとする強力なサポート体制を用意しています。私自身も、かつてメンターからのサポートにより、デザイナー人生の方向性が定まった経験があるため、本アワードがメンターシップを重視している点は、私にとっても特に大きな意味があります。」と述べた。
「LEXUS DESIGN AWARD 2022」では、4名の審査員が、より良い未来を創造するためにLEXUSが重視する3つの基本原則「Anticipate(予見する)」「Innovate(革新をもたらす)」「Captivate(魅了する)」をいかに具現化しているか、そして「アイデアがいかに人々に幸せをもたらすか」という観点で、世界中から寄せられる応募作品を審査し、2022年初めに入賞者6組を選出。入賞者6組はその後メンタリングワークショップを皮切りに、デザインの各領域の第一線で活躍するメンター陣との対話を積み重ねながら、約3ヶ月かけて自身のアイデアをプロトタイプ化し、2022年春に行われる最終審査会で最終的なアイデアとそれを具現化したプロトタイプをプレゼンテーションして、審査員による厳正な審査を経て、6作品の中からLEXUS DESIGN AWARD 2022のグランプリ作品が選ばれることになる。
【LEXUS DESIGN AWARD 2022」募集概要】
◆タイトル:LEXUS DESIGN AWARD 2022
◆応募期間:2021年7月13日(火)~10月11日(月)AM6:59
◆審査基準:
- アイデアがいかに人々に幸せをもたらすか
下記の基本原則をいかに具現化しているか
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- Anticipate(予見する)
- コンセプトやデザインがよりよい未来の社会のために取り組むべき世界的課題を予見するものであるか
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- Innovate(革新をもたらす)
- 新規性と独創性を有しているか
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- Captivate(魅了する)
- コンセプトならびに作品としてのアウトプットが人々の興味をかきたて、心をつかむものであるか
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◆審査員:
- パオラ・アントネッリ氏:ニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門シニア・キュレーター
- アナパマ・クンドゥ氏:建築家/アナパマ・クンドゥ・アーキテクツ創設者
- ブルース・マウ氏:Massive Change Network共同創設者・CEO
- サイモン・ハンフリーズ氏:Lexus International
◆メンター:メンター4名は2021年9月下旬発表予定
◆入賞:
- 入賞6組
- グランプリ1組(入賞6組から選出)
◆入賞者賞典:
- 様々な分野で活躍するメンターから直接、アイデアに対する具体的なアドバイスやプロトタイプ制作のサポートを約3ヶ月間にわたり得られる、メンターシップ制度
- キャリアアップのサポートとなる、グローバル露出
- プロトタイプ制作費の支援(最大300万円)
- デザインの最前線で活躍する4名の審査員それぞれとの1対1の対話機会を通し、今後のキャリア形成や成長のための専門的視野を広げる経験
◆主催:Lexus International
◆応募方法:下記」サイトから応募