三菱ふそう、北陸エリアの中核販売拠点の「金沢支店」を移転オープン

all 店舗

三菱ふそうトラック・バス(以下「MFTBC」)は7月27日、北陸エリアの中核販売拠点である石川県の金沢支店を移転し、8月17日(火)より営業を開始すると発表した。

石川県内で最大の入庫数がある北陸エリアの中核拠点となる金沢支店は、今回、従来の金沢市から隣接する白山市内に移転し、金沢市の物流を支える海側環状道路、山側環状道路、国道8号線にほど近く、金沢市と白山市にまたがる北陸自動車道白山インターチェンジから2.5kmに位置しており、金沢市に加えて白山市の工業エリアからも利便性が高い好立地にオープンする。

今回の移転は、国内販売拠点の施設の改良・新設でより高品質なサービスを目指し、従業員の働く環境を改善する「ミライ」プロジェクトの一環となり、金沢支店の移転については、同プロジェクトの枠組みにおいて初の移転ケースとなる。

新拠点は、ふそうディーラーコンセプトに基づき、ブランドカラーの赤・黒・白を基調としたモダンな外観デザインを採用し、建材にこだわることで耐久性と安全性を追求している。また、環境に配慮してバイオ式3次排水処理装置を採用しており、排水は再利用できるレベルまでろ過される。

受付エリアと整備工場が屋内でつながり、雨天や降雪時の来店客対応や労働環境に配慮した構造となっており、大型10ストール・中小型3ストールに相当する整備能力を持ち、多機能リフトなど最新式の整備機器を導入したほか、作業効率向上のため、レーンの前後通り抜けを可能にするなどの配慮を施している。さらに、工場の入庫・作業状況がひと目でわかる「デジタル管理ボード」を事務所とメカニックルーム、入口通路に設置し、入庫管理の円滑化を目指した。

ほかにも、男女別の浴室・シャワールームを完備することで、メカニックの労働環境を改善。来店客の待合室も男女別とし、リクライニングチェアなども用意しているほか、地域社会に溶け込んで事業活動を行いたいという願いから、敷地に隣接する地蔵尊を地元町会とともに守るために地蔵尊由来の銘版を設置した。

加えて、北陸初の電気トラック用の急速充電設備を設置。同社は、6月には日本政府のグリーン成長戦略で商用車の脱炭素化目標が定められるなど電動化へのニーズが高まっており、この社会的な流れの加速に貢献するため、今後も国内拠点に急速充電設備を増設していくと述べている。

【「金沢支店」店舗概要】

  • 所在地:石川県白山市番匠町303
  • 営業時間:9:00~18:00
  • 電話番号:076-216-2050(代表)
  • 定休日:日曜日・祝日・第2土曜日
  • 整備設備:整備レーン10[4柱×3基、3柱×1基、2柱(大型用)×5基、2柱(中小型用)×3基、2分割フロアリフト×1基] ※ストール数では大型10、中小型専用3に相当/板金ストール1/塗装ストール2/屋内洗車場1/完成検査場1
Tagged