パイオニアは7月2日、同社のカロッツェリア車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」が、日刊自動車新聞社主催の“用品大賞2021”においてグランプリを受賞したと発表した。
今回で34回目を迎えた同賞は、「技術開発力」「企画力」「アイデア」「ユニークさ」「パイオニア精神」の観点から、自動車ユーザーに多彩で充実したカーライフを提案するとともに、アフターマーケットにおける新市場の開拓に貢献したカー用品を選出する賞。（2020年4月から2021年6月の間に発表されたカー用品が選定対象）
車載用Wi-Fiルーター「DCT—WR100D」は、「クルマの中を楽しさで満たすドライブの新しいパートナー」をコンセプトに開発され、LTEのデータ通信経由でオンラインコンテンツを快適に手軽に楽しむことができる車載用Wi-Fiルーター。車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応し、高速なLTEデータ通信を定額で制限なく使用できるため、動画や音楽などのストリーミング再生やオンラインゲームなどを、通信量を気にすることなく楽しめるほか、ネットワーク機能を備えた車載機器やスマートフォンなどを最大5台までWi-Fi接続することが可能となっている。小型サイズなので設置場所を選ばず、本機の電源を車のアクセサリーソケットに接続するだけで使用できるほか、車載専用設計であるため真夏や真冬の過酷な車内環境でも確実に機能するよう優れた耐熱性（-10 ℃～+60 ℃対応）も備えている。
今回は、車載専用設計ならではの機能性や耐熱性を備え、クルマのオンライン化を実現するなどユーザーニーズにマッチした製品であることが高く評価され、用品大賞グランプリを受賞した。
