日産は、一般財団法人大阪国際児童文学振興財団が主催する「第38回 日産 童話と絵本のグランプリ」に協賛し、7月1日より創作童話と絵本の募集を開始した。
「日産 童話と絵本のグランプリ」は、1984年に大阪府立国際児童文学館の開館を記念して創設された創作童話と絵本のコンテスト。子どもの想像力と創造性を育むこと、優れた作品や作家を世に送り出すことを目的としており、日産はその趣旨に賛同し、初回より協賛を継続している。毎年、3,000編近い応募作品の中から、童話部門・絵本部門の大賞各1編を含む入賞作品計38編を選出。また、日産は各部門大賞作品をビーエル出版株式会社の協力を得て出版し、全国の公立図書館や、同社の事業所近隣の幼稚園などに寄贈している。第38回の応募は10月31日(日)が締め切りとなる。
【第38回 応募要項】
子どもを対象とした創作童話、創作絵本を募集。構成、時代などテーマは自由、未発表の日本語の作品に限る。
◆応募規定(概要)
<童話の部>
- 400字詰め原稿用紙に縦書きで5~10枚。HB以上の濃い鉛筆か黒いインクを使用する。パソコン使用の場合、縦書きで20字×20行で印字すること。
<絵本の部>
- 構成は扉1頁と本文11見開きまたは15見開き(計23頁または31頁)とし、綴じないこと。
- 画材・技法・大きさ・判型は自由。
- 絵と文の共作でも可。絵、文とも自作未発表の作品に限る。
◆応募資格
作品を商業的に出版されたことのないアマチュアに限る。
◆締め切り
2021年10月31日(日) 消印有効
◆入賞発表
2022年3月上旬(一財)大阪国際児童文学振興財団および日産自動車(株) ホームページにて発表。
◆賞及び賞金
- 大賞:童話 1編/賞金50万円と記念品、絵本 1編/賞金70万円と記念品
- 優秀賞:童話 3編/賞金10万円と記念品、絵本 3編/賞金20万円と記念品
- 佳作:童話 20編/記念品、絵本 10編/記念品
※大賞受賞作品は童話、絵本とも出版され、書店やインターネットを通じて販売される他、日産からは全国公立図書館等に寄贈。
◆選考委員
- 黒井 健:絵本画家
- 高畠 純:絵本作家
- 富安 陽子:童話作家
- 吉橋 通夫:児童文学作家(以下五十音順)
- 内田 誠:日産自動車(株) 代表執行役社長兼最高経営責任者
- 宮川 健郎:(一財)大阪国際児童文学振興財団 理事長