日野、レース用ハイブリッドシステム搭載車両で「ダカール・ラリー2022」に参戦

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日野自動車は6月30日、2022年1月2日~1月14日にサウジアラビアを舞台として開催される「ダカール・ラリー2022」に、「日野チームスガワラ(代表:菅原照仁氏、総監督:下義生)」として参戦すると発表した。同社は、1991年に日本の商用車メーカーとして初めて同ラリーに参戦し、前回大会ではクラス12連覇を達成した。

 

2022年大会では、2020年のレースに参戦したボンネット車両(ベース車:北米専用車)に大幅な改良を施し、車両の軽量化と日野初のレース用ハイブリッドシステムと高馬力エンジン搭載により、圧倒的な動力性能を実現した車両を開発した。同社は、ラリーという量産車開発では経験できない挑戦を通し、若きエンジニアの成長と、長年培ってきたHV技術で挑むことで、将来のEV化に繋がる制御技術を磨き、技術力向上へとつなげると述べている。

 

2022年大会の参戦に際し、チーム代表の菅原 照仁氏は、「これまで水面下で準備を進めてきたハイブリッドマシンがいよいよ実戦デビューとなります。まったく新しいチャレンジとなりますが、開発陣の英知を結集したニューマシンで、総合上位争いに食い込めるよう、万全の準備を整えて参ります。」とコメントした。

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