UDトラックス株式会社は6月3日、「クオン」の灯火装置(コーナリングランプ)に不具合があるとして29,097台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は平成29年4月28日~令和3年3月30日。
不具合の部位は灯火装置(コーナリングランプ)で、平成28年排出ガス規制対応の大型トラックの側方照射灯において取付位置が不適切である。また、自動点灯(オートライト)機能を装備した車両の自動点灯/消灯プログラムが不適切なため、操作条件によりすれ違い用前照灯が消灯した際に側方照射灯が消灯しないことがある。そのため、道路運送車両法の保安基準第33条の2(側方照射灯)で定める要件に満足しない。改善措置は、全車両で当該灯火器から電球および配線を取り除き側方照射灯としての機能を廃止する。