三菱自、「マスプロダクツ型排水ポンプ実証試験」に「デリカD:5」用ディーゼルエンジンを提供 

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三菱自動車は4月19日、国土交通省、豊田自動織機、三菱ふそうトラック・バス、荏原製作所、電業社機械製作所と「マスプロダクツ型排水ポンプ実証試験共同実施に関する基本協定書」の調印式に参加したと発表した。

 

国土交通省が実施する「マスプロダクツ型排水ポンプ実証試験」は、今後急増が見込まれる河川ポンプ・水門設備等の河川管理施設の老朽化や機械設備の一斉更新、近年の水害被害を受けて要望が高まる排水施設の新設・増設に対応するため、コストを縮減しながら効率的に河川ポンプ設備の更新を行う手法や技術開発を検討するもので、三菱自動車は4WDのミニバンとして国内で販売している「デリカD:5」用のディーゼルエンジンを提供する。

 

調印式に出席した三菱自動車 副社長の長岡宏氏は、「当社は、この実証試験を社会貢献の一環と位置づけて参加を決めました。自動車用ディーゼルエンジンの技術を排水施設の効率的な更新と運用に役立てることは大変有意義だと考えており、私どもは、この取り組みが、皆さんの暮らしの安心・安全につながることを期待しております」とコメントした。

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