スバルは4月15日、「インプレッサ」「XV」2車種のイグニッションコイルに不具合があるとして13万7,449 台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は平成28年10月3日~平成31年3月22日。
不具合の部位は原動機(イグニッションコイル)で、エンジンコントロールユニットの制御プログラムにおいて、エンジンが停止する際の制御が不適切であったため、イグニッションコイルへ必要以上に通電することがあるため、イグニッションコイルの内部温度が上昇し回路がショート、ヒューズ切れを起こし、最悪の場合、走行中エンジンが停止するおそれもある。この場合において、既に長通電を経験したイグニッションコイルでは、対策プログラムに書き換えても、内部ダメージの蓄積により不具合に至るおそれがある。改善措置は、全車両でイグニッションコイルを新品に交換する。
不具合の件数は178件、物損事故1件が発生している。