VANTECH、新ブランドキャブコン「ASTRARE CC1」をジャパンキャンピングカーショー2021で初公開

all アウトドア キャンピングカー イベント

「ZIL(ジル)」シリーズを筆頭に、「CORDE(コルド)」シリーズなど豊富なキャブコン(キャブコンバージョン)ラインアップを製造・販売する「VANTECH(バンテック)」。年初にコルドリーブスのフルモデルチェンジを発表してから間もないが、早くも新型キャブコン「ASTRARE CC1(アストラーレ・シーシーワン)」を「ジャパンキャンピングカーショー2021」で初公開される。

この新型車は、日産・NV350キャラバンをベースに、秋田に工場を構える「ファーストカスタム」が製造するキャブコン。ボディサイズは全長4960mm×全幅2060mm×全高2740mmで、空力理論に基づきフロント上部のバンクスペースを低く抑えることで、躍動感あふれるロープロファイルスタイルが外観の大きな特徴となっている。

■キャブコンでは珍しいスライドドアのエントランス

エントランス部のドアはスライド式となっており、オートクロージャー機能も採用。隣のクルマなどとのスペースが少なくてもドアの開閉の際にも便利な、キャブコンでは珍しい装備にも注目だ。

さらに、リヤラゲージスペースのドアも上部にせり上がるタイプで、荷物の出し入れも容易。こちらにもオートクロージャー機能を装備し、使い勝手を高めている。

室内は中央部のエントランスから入ると、リビング、マルチルーム、後方に常設ベッドを備える一般的なレイアウト。電装系は200Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、電子レンジと90L冷蔵庫を備えたコンパクトなキッチンや、必要十分に留めた給排水タンク、12VDCクーラーなど、優れた機能性と快適性を限られたボディサイズで両立する仕組みも満載となっている。

リヤの常設2段ベッドは、上段を跳ね上げて下段のみを使うことも可能。就寝スペースとしてだけでなく、大きな荷物の積載にも対応する。

取り回しのしやすいサイズ感ながら、キャブコンに求められる居住性と快適性を持つモデルとして、これからのバンテックを代表する存在にポテンシャルを秘めたモデルとなりそうだ。

【車両概要】

ベース車両:日産キャラバンNV350
乗員定員/就寝人数:7名/大人3名+子供1名
登録ナンバー:8
全長×全幅×全高:4960mm×2060mm×2740mm
価格:979万円~1059万4650円

■アストラーレCC1の魅力を動画でチェック

Tagged