DS オートモービル、「DS 7 クロスバック」にプラグインハイブリッド4WDを搭載した電動化モデル「DS 7 クロスバック E-TENSE 4×4」を設定

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グループPSAジャパンは3月10日、DS AUTOMOBILES(DS オートモビル)のフラッグシップSUV「DS 7 CROSSBACK」にプラグインハイブリッド4WDを搭載した電動化モデル「DS 7 CROSSBACK E-TENSE 4×4(DS 7 クロスバックE-TENSE 4×4)」を追加設定して発売した。

 

<DSオートモービル初のプラグインハイブリッド4WDテクノロジー>

「DS 7 クロスバック E-TENSE 4X4」に搭載されるDSオートモビル初のプラグインハイブリッド(PHEV)は、フロントに1.6ℓ PureTechターボガソリンエンジン(200ps/300Nm)をベースに81.2kW/110psのフロントアクスル用モーター、83kW/112psのリアアクスル用モーターを装備。システム総合出力300ps/520Nmのハイパフォーマンスを発揮する。ガソリンエンジンの低速トルクを前後モーターが補い、瞬時のレスポンスによって0-100km/h加速はわずか5.9秒(純ガソリンエンジン仕様は8.2秒)を達成。前後モーターは、緻密な協調制御をおこなうことで路面情報に応じたアクティブな駆動力制御を行、高い走行性能を実現している。

 

<エレクトリックモードで56kmのゼロエミッション走行を実現>

効率の最大化を図るハイブリッドモード、DSアクティブスキャンサスペンションをさせるハイブリッドモードとなるコンフォート、内燃機関のポテンシャルを最大限に引き出すスポーツモード、前後のモーターを独立して制御しトラクションを最大化する4WDモード、そしてデフォルトの電動モーターのみでゼロエミッション走行をするエレクトリックモードの4つのドライブモードを用意。内燃機関を一切使わないEVモードでの走行ではWLTCモードで56km、ハイブリッド燃料消費率では14.0km/ℓを実現。

 

これらのモードとは別に、フォーミュラEからインスパイアされたDモードとBモードの2つのエネルギー回生システムが実装されており、ドライバーは好みに応じてシフトレバーの操作により随時選択が可能となっている。リチウムイオントラクション(走行用)バッテリーは13.2kWhの容量をもち、リアシート下に配置し前後重量配分の適正化を図っている。満充電に要する時間は3kW/200Vで約5時間、6kW/200Vで約2.5時間となり、無料のスマートフォン用アプリMyDSから充電予約と状況の確認、そしてエアコンのプリコンディショニングの遠隔操作が可能となっている。

 

 

<E-TENSE専用クリスタル パールのボディカラーを採用>
エクステリアでは、各部にE-TENSEのマークを配し、ハイライト部分がシャンパンゴールドに輝くE-TENSE専用ボディカラーのクリスタルパールを新設定。他に、ブルー アンクル、ブラン ナクレ、ブラン バンキーズを設定したほか、ルーフはパノラミックサンルーフを標準としている。

 

<オフホワイトのRIVOLIインスピレーションを採用したインテリア>

インテリアはオフホワイトのレザーをあしらったRIVOLIインスピレーションとし、シート(シートヒーター&ベンチレーション付き)、ドアトリム、インストルメントパネルにあしらったダイヤモンドステッチが、メーター、センターモニターのグラフィック、センターコンソールのクル・ド・パリ文様(ギョーシェ)と統一された世界観を生み出している。8インチのタッチスクリーンの上部中央には、B.R.M製のアナログ時計を配し、下には、タッチコントロールスイッチとひし形に掘り込まれたボリュームダイヤルが備わり、このスクリーンには主要なコントロールパネルが表示され、車輌セッティングなどが一箇所にまとめられている。また、タイヤ空気圧モニタリングシステム、回生ブレーキと統合されたABS、ESP、レーンキープアシスト、ヒルスタートアシスト、リアパークアシスト、オートエアコン、本革ステアリングホイール、6個のエアバッグなどが標準装備となっている。

<最先端のテクノロジーを搭載>

マルチファンクションカメラの画像解析で前方の路面状況をセンシングしてフィードフォワードでサスペンションを自動制御するDS アクティブスキャンサスペンション、アクティブクルーズコントロールとレーンポジショニングシステムを統合制御するDS コネクテッドパイロット、3つの回転 LEDモジュールとメインLEDプロジェクターで構成されたDS アクティブLEDビジョン、駐車可能なスペースを検知し、必要なステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ操作のすべてをサポートするDS パークパイロットなど、DSオートモビルのフラッグシップとして純内燃機関仕様のDS 7 クロスバックに搭載されていたテクノロジーも搭載している。

 

<EMP2プラットフォームにより広い居住空間を確保>

全長4,590mm×全幅1,895mm×全高1,635mm、ホイールベース2,730mmのサイズは純内燃機関モデルと同様となり、車輌重量は1,940kg(純ガソリンエンジン仕様比+370kg)。13.2kWhのバッテリーを搭載しているにも関わらず、EMP2プラットフォームの優れた拡張性のおかげで、居住空間、ユーティリティーは純内燃機関仕様と基本的に同等となる。

 

<コンセントタイプとウォールボックスの充電に対応>

  • コンセント型普通充電 3kW 15A 200V:100%充電 約5時間
  • ウォールボックス型普通充電 6kw/200V:100%充電 約2.5時間※専用電源ケーブルを付属

 

<価格(消費税込)>

732万円

 

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