いすゞ、東京ガス株式会社、アサヒグループホールディングス株式会社、オリンパス株式会社、堺化学工業株式会社、株式会社ダスキン、学校法人玉川学園、株式会社東芝、東邦チタニウム株式会社、株式会社ニュー・オータニ、丸の内熱供給株式会社、三井住友信託銀行株式会社、三菱地所株式会社、株式会社ヤクルト本社、株式会社ルミネの15社は3月9日、カーボンニュートラルLNG(以下、CNL)バイヤーズアライアンスを設立したと発表した。
同アライアンスは、持続可能な社会の実現に向け、CNLを調達・供給する東京ガスと購入する各社が一丸となり、CNLの普及拡大とその利用価値向上の実現を目的として設立。カーボンニュートラルなエネルギーの選択は、気候変動対策やSDGsへの貢献、ESG企業経営に直結する重要なソリューションの一つとなる。
同アライアンス参画各社は、2050年の「カーボンニュートラル社会の実現」に貢献することを目指し、CNLを世の中に広く認知させるとともに、投資機関による評価向上や国内各種制度における位置づけの確立に向けて取り組みを推進していくと述べている。
<カーボンニュートラルLNG(CNL)>
CNLは、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスを、CO2クレジットで相殺(カーボン・オフセット)し、燃焼させても地球規模ではCO2が発生しないとみなすLNG。東京ガスが2019年に輸入を開始し、カーボンニュートラル都市ガスとして日本で初めてカスタマーに供給を開始した。なお、対象となるCO2クレジットは、信頼性の高い検証機関が世界各地の環境保全プロジェクトにおけるCO2削減効果をCO2クレジットとして認証したものとなる。