キャンピングカー・トレーラーの大型展示イベント「名古屋キャンピングカーフェア2021 Spring」が、2月27日・28日に愛知スカイエキスポで開催された。東海地区最大級の規模となるこのイベントには約130台のキャンピングカーが出展し、2日間で1万1068人が来場した。
イベントは、昨年秋に行われた名古屋キャンピングカーフェアと同様に入場時の検温をはじめ、場内各所に消毒液を設けるなど、徹底した感染防止対策を実施した上で行われた。会期中は天候にも恵まれ、両日とも開場前から多くの人が訪れる盛況ぶりであった。
ジャンパンキャンピングカーショーが4月に延期されたため、このイベントが今年初の大型ショーとなり、東海地方に拠点を置くケイワークス （愛知）や、ダイレクトカーズ（三重）を初め、ナッツRVなども新型モデルや限定車を相次いで発表。各社のブースは、見学者で賑わいを見せた。
このほか、展示スペースには各社が話題のモデルや定番の人気車種に加え、豪華絢爛なトレーラーまでさまざまなタイプが揃い、イベント限定の特選車両や購入特典も用意。目当てのキャンピングカーの内装を入念にチェックしたり、各社ブースではスタッフへ熱心に質問や商談をする姿が多く見られ、活況となった。
車両展示以外では人気YouTuberによるステージイベント、セグウェイ体験やアウトドアパークなど子供向けアトラクションなども用意されたほか、本格的なブラジル風バーベキューなどの充実したフードエリアなどが、訪れたキャンパーや家族連れを楽しませていた。
例年春は大型キャンピングカーイベントが全国で開催されるが、この名古屋を皮切りに、3月13日・14日は大阪、20日・21日は宮城で行われ、4月2日～4日は千葉・幕張メッセで「ジャパンキャンピングカーショー2021」が行われる。
