メルセデス・ベンツ日本は、プレミアムミドルサイズ SUV「GLC」に、EQ POWER（プラグインハイブリッド）の四輪駆動モデル「GLC 350 e 4MATIC」を発表し、1月7日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて予約注文の受付を開始した。なお、納車は4月以降を予定している。
GLCは、メルセデス・ベンツのベストセラーモデル「Cクラス」と同等の安全・快適装備を備えるとともに、SUVならではの高いアイポイント、同セグメントでは低い重心による乗用車 のような乗り心地と、取り回しの良さを合わせ持つプレミアムミドルサイズSUV。2019年10月に登場した新型GLCは、プレミアムSUVとしての特性はそのままに、内外装 デザインを一新し、対話型インフォテインメントシステム「MBUX（メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス）」と最新の安全運転支援システムを採用している。
今回追加する「GLC 350 e 4MATIC」は、最高出力211PS（155kW）、最大トルク350 N・mを発生する2.0リッター直列4気筒ターボエンジンに、最新世代のプラグインハイブリッドシステムを採用。先代よりリチウムイオンバッテリーの蓄電容量がアップしたことで、モーターアシストが向上し、システム総合の最高出力は320PS（235kW）、最大トルクが700N・mとなった。時速130kmまではモーターのみでの走行が可能で、電気自動車のように使用することも可能なほか、電気モーターのみで走行可能な航続距離は46.8kmを達成した。
＜13.5kWhのリチウムイオン電池搭載＞
バッテリーは、ダイムラー社の完全子会社である「Deutsche ACCUMOTIVE」によって生産された13.5kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。小型化されたこのバッテリーは、複数のモデルに搭載することを前提として汎用性が高い設計がされている。
＜「プレッシャポイント機能」を備えた「インテリジェントアクセルペダル」＞
「インテリジェントアクセルペダル」は「プレッシャポイント機能」を備えており、EV走行モードの際、これ以上アクセルを踏むとエンジンも使用しなければならないというモーター走行の限界点でアクセルペダルの抵抗を増してドライバーに知らせることにより、無駄なエネルギーの消費を抑えるドライビングを実現する。
＜200V・30A（6.0kW）の充電に対応＞
6.0kW（30A）対応の交流普通充電器本体を無償提供するほか、設置にかかる費用負担を軽減するため10万円のサポートを実施し、短時間での充電によるカスタマーの利便性を向上。
＜普通充電器（AC）用の充電サービス「Mercedes me Charge AC」を導入＞
充電サービス「Mercedes me Charge」に、普通充電器（AC）が定額で利用できる「Mercedes me Charge AC」を新たに導入した。月額基本料金3,000円（税込）で、全国にあるNCS（合同会社日本充電サービス）加盟の普通充電器（AC）を無料で利用できる。
＜最新世代の安全運転支援システムをすべてのモデルで標準装備＞
「Cクラス」や「Sクラス」と同等の最新世代の運転支援システムシステムを全てのモデルで標準装備。さらなる機能強化として採用された「アクティブブレーキアシスト （歩行者／飛び出し／右折時対向車検知機能付）」は、対向車線を横切って右折しようとするときに、対向車線を直進してくる車と衝突する危険がある場合、車速10km/h以内であれば自動ブレーキが作動する。対向車の検知は、フロントの長距離レーダーセンサーとステレオマルチパーパスカメラを使って行われる。
＜保障プログラム「メルセデス・ケア」が適用＞
新車購入から3年間、一般保証修理／定期メンテナンス（点検整備の作業工賃・交換部品）／24時間ツーリングサポート／地図データ更新が無償で提供される走行距離無制限の保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用される。新車登録日から6年間または総走行距離10万km到達時のいずれかまでバッテリーを無償で交換または修理する特別保証を用意。また、メルセデス・ケア期間中には、希望のモデルを3回無料で利用できる週末貸出サービス「シェアカー・プラス」も利用可能。
＜価格（消費税込）＞
899万円
