ジェイテクト、新開発の「高圧水素供給バルブ」と「減圧弁」が新型「MIRAI」に搭載

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ジェイテクトは、同社が新開発した「高圧水素供給バルブ」と「減圧弁」が、12月9日に発売されたトヨタ自動車株式会社の燃料電池自動車 新型「MIRAI」に搭載されたと発表した。

 

同社は、2014年に発売された初代「MIRAI」に同製品を供給しており、今回の開発品では、燃料電池自動車の本格量産に向け、スマート工法採用により造りやすさを向上した。また併せて、スマート設計により部品点数の削減(約30%減)などを図り、小型・軽量化を実現するとともに性能を高め、燃費向上や製品の耐久性向上に寄与している。

 

<開発品の性能(従来品比)>

◆水素供給流量

  • 高圧水素供給バルブ・・・43%増
  • 減圧弁・・・・・・・・・21%増

◆軽量化

  • 減圧弁・・・38%減

◆耐久性

  • 減圧弁作動耐久性向上

◆その他

  • 国連規則(UNR)※に適合
    ※:装置単位ベースでの相互認証

 

<搭載製品の役割>

  • 高圧水素供給バルブ:燃料電池自動車の燃料となる高圧水素が貯蔵されているタンクに装着され、高圧水素を封止/供給
  • 減圧弁:バルブから供給された高圧水素を下流のスタックで使用可能な圧力まで減圧

 

<高圧水素バルブ、減圧弁搭載図>

 

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