ブリヂストンと武蔵野美術大学、共生社会実現を目指しコミュニティづくりに関する共同研究をスタート

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ブリヂストンと武蔵野美術大学は5月12日、共生社会実現のためのコミュニティづくりに関する共同研究をスタートしたと発表した。

 

「共生社会」とは、障がい者をはじめとしたこれまで必ずしも十分に社会参加できるような環境になかった人々が、積極的に参加・貢献していくことができる社会のこと。高齢化や人口減少が進む中で地域における支え合いの機能が弱まっており、個人や世帯が抱える課題も複雑化しているのに加え、個人のライフスタイルや意識も多様化しており、公的支援による生活の保障だけでなく、一人ひとりが互いを尊重し孤立することなく主体的に行動できるようなシステムの構築が必要となる。

 

<プロジェクト概要>

今回の共同研究では、多様化する地域社会での共生実現という目標に向かって、今後あるべき姿を「デザイン」の観点から検討する。具体的には、障がい者・高齢者といった地域住民を対象にフィールドリサーチを行って課題を抽出し、ワークショップ等で課題解決や目標実現のための「関係のデザイン」「参加のデザイン」 を企画・運営・記録・発信することで、その成果を検証する。

  • テーマ:小平市の共生コミュニティに関する研究
  • 目的:多様化する地域社会での共生実現に向けて、デザインの観点から検討する
  • 期間:2021年4月〜2022年3月
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