マクラーレン・オートモーティブ、「McLaren Elva Gulf Theme by MSO」を日本初公開 青とオレンジのガルフ・カラーが施されたスーパーカー

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マクラーレン・オートモーティブは12月3日、「McLaren Elva Gulf Theme by MSO」を日本初公開した。

 

「McLaren Elva Gulf Theme by MSO」は、マクラーレン・オートモーティブの社内ビスポーク部門であるマクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)が手掛ける青とオレンジのガルフ・カラーに彩られたスーパーカーで、マクラーレンとガルフ・オイル・ブランドとの新たなパートナーシップ締結を祝うものであり、英国のグッドウッド・モーターサーキットにて自動車とモータースポーツの過去、現在、そして未来を集約した「無観客」のライブ放送イベント「Goodwood SpeedWeek」にて世界初登場を飾った。

 

1968年から1973年までの間、ガルフ・ブランドはマクラーレンのCan-Am、Formula 1、Indy のマシンと共にあり、その20年後にはカスタマー・チームGTCが、ル・マンを含む世界的なGTレースにおいて有名なガルフ・カラーを纏い F1 GTR にて出走している。

 

マクラーレン・オートモーティブのカスタマーは、新しいパートナーシップのもとで、MSOへガルフ・カラーの車両を直接オーダーすることが可能で、今回の新たなパートナーシップが合意に至る前に、MSOによって設計および製造された有名なカラーリングにインスピレーションを得て制作するという、一連の流れをくんで行われる。最近では、McLaren F1が1995年のル・マン24時間レースを席巻したことを記念して、1995年のル・マン24時間レースで4位に入賞した#24 McLaren F1 GTRに敬意を表したMcLaren Senna GTR LMを、MSO 設計の5 台のカスタマーカーのうちの1 台として完成した。

 

マクラーレンのアルティメットシリーズであるMcLaren P1™、McLaren Senna、Speedtail に続くElvaは、1960年代のMcLaren-Elva スポーツカーを彷彿させるネーミングとスタイリングを採用。また、マクラーレンの超軽量エンジニアリングへの継続的な取り組みに基づき、先駆者たちによる軽量構造のポリシーを守りながら、自動車技術の最先端を究めている。スクリーンレスかつルーフレスのElvaのボディデザインには、シームレスに統合されたコックピット上にバーチャル・キャノピーを発生させる、革新的なActive Air
Management System(AAMS)が組み込まれているほか、パワートレインでは815PSの出力と800Nmのトルクを発生する4.0リッター ツインターボチャージャー付きV8エンジンを搭載している。

Elva のデリバリーは今年から開始され、MSOはすでに最初の車両の仕様を完成させており、さらにドラマチックな塗装や装飾を施すためにカスタマーとの打ち合わせを進行している。なお、顧客オーダーにより製作されるアルティメットシリーズのロードスターはわずか149 台となる。

 

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