11月の新車販売台数はトヨタ・ヤリスがトップ。アルファードが初の3位に躍進

12月4日、日本自動車販売協会連合会（自販連）と全国軽自動車協会連合会（全軽自協）は11月の車名別新車販売台数（速報）を発表した。

登録車はトヨタ「ヤリス」、軽自動車ではホンダ「N-BOX」がそれぞれ1位、登録車と軽自動車の総計ではヤリスがトップとなった。

登録車はヤリス（ヤリスクロス含む）が5ヵ月連続の1位。11月の登録台数は1万9921台で、うち「ヤリス」が9883台、コンパクトSUVの「ヤリスクロス」が1万38台となった。

2位は先月に引き続きライズ。ヤリスとヤリスクロスを分けると、前月に引き続きこれが実質トップとなる。

3位にはアルファードが10月の5位からランクアップ。ミニバンはコロナ禍で密を避ける移動手段としても再評価される傾向にあり、アルファードにとっては追い風といえるだろう。ただし、姉妹車のヴェルファイアは1241台で41位。Lクラスミニバンの人気はアルファード一択という状況だ。

4位以下もハリアー、カローラ、ルーミーと続き、ベスト10中8台がトヨタが占める結果となった。

軽自動車は、N-BOXが1万5685台でトップを堅守。12月にマイナーチェンジを行うため勢いは減じているが、それでもなお強さを見せている。

2位はスペーシア。3位のタントと毎月のようにデッドヒートを繰り広げているが、11月はスペーシアが上位につけた。