マツダ、タイの生産拠点「オートアライアンス(タイランド)」が創立25周年 年間10万台以上のマツダ車を生産する重要な生産拠点

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マツダは、同社およびフォード・モーター・カンパニー(以下、フォード)のタイにおける生産拠点で合弁会社の「AutoAlliance (Thailand) Co. Ltd.」(オートアライアンス(タイランド):以下、AAT)が、2020年11月で創立25周年を迎えたと発表した。

 

1995年11月に設立されたATTは、1998年7月にフォードおよびマツダのピックアップトラックの生産を始め、2007年7月には乗用車工場を完成させるなど、両社の強みとシナジー効果を生かしたクルマづくりを行っている。AATにおけるマツダ車の生産については、2006年2月にピックアップトラック「MAZDA BT-50」、2009年9月に「MAZDA2」、2011年2月に「MAZDA3」、2015年10月に「MAZDA CX-3」、2019年11月に「MAZDA CX-30」の量産を開始し、現在は年間10万台以上のマツダ車を生産しており、マツダではAATをビジネスとブランドを支える重要な生産拠点の一つとして位置づけている。

 

創立25周年を迎えたことに際し、AATのKelvin Kearns(ケルヴィン カーンズ)社長兼CEOは「1995年に設立されたこのマツダとフォードの合弁会社は、自動車業界において最も長い期間にわたって、かつ最も成功したパートナーシップの一つです。両社にとって戦略的生産拠点のハブとしての役割を今後とも担い続けるとともに、ここタイの地においてAATが持続可能な成長の促進、新たなビジネス、雇用、投資機会の創出に貢献できることを誇りに思います。またフォードおよびマツダ両社にとって重要かつ戦略的な拠点でチームを率いていることは私の誇りです。過去25年間がそうであったように、AATは『単なる働く場所』であることを超えて、まさに『我が家』と言える存在なのです。ここで働く人は皆、お互いを自分の家族だと思っていますし、ワールドクラスの品質を備えた車両をお客さまに届けるという揺るぎない信念を持っています」と語った。

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