パーク24、「クルマの購入」に関するアンケート結果を発表 重視することは「価格」がトップ、60代以上の5人に1人は「自動ブレーキ」の搭載を希望

all 業界ニュース

パーク24は11月9日、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」(入会金・年会費無料の会員制ポイントプログラム) の会員を対象に実施した、「クルマの購入」に関するアンケート結果を発表した。

 

<調査概要>

  • 調査対象:タイムズクラブ会員[2019年9月1日以降に入会し、直近でパーク24グループのサービス(対象サービス:時間貸駐車場・予約制駐車場・レンタカー・カーシェア)を利用した人]
  • 調査方法:非公開型インターネットアンケート
  • 調査期間:2020年9月1日~2020年9月7日
  • 有効回答者数:5,051名

※調査結果は、四捨五入による端数処理のため、構成比が100%にならない場合がある。

 

① クルマの購入予算は「151万円〜200万円」と「251万円〜300万円」が同率1位

クルマの購入予算は、「151万円~200万円」と「251万円~300万円」が20%で同率1位となった。以降「101万円~150万円」15%、「201万円~250万円」12%と続いている。新型コロナウイルス感染症の流行前(2019年12月)に実施したアンケート結果と比較しても、購入予算に違いは見られなかった。

 

男女別では、男性のトップは「251万円~300万円」20%。一方で女性は「151万円〜200万円」23%が最多となった他、「100万円以下」、「101万円〜150万円」の割合も男性より高くなるなど、全体的に男性よりも購入予算が低い傾向にある。

 

クルマの保有・非保有別で見ると、クルマ保有者は「201万円以上」の全ての選択肢で非保有者の割合を上回っている。クルマ非保有者の購入予算は「200万円以下」が半数を超える結果となった。

 

②クルマの購入時に重視することのトップは「価格」

クルマ購入時に重視することのTOP3は、1位「価格」77%、2位「デザイン」62%、3位「性能」55%。また、「その他」では「運転のしやすさ」や「乗り心地」という意見があった。クルマの購入に関するアンケートを初めて実施した2016年と比較すると、「価格」を重視する割合が7ポイントアップし、「性能」が6ポイント減少している。(2016年の調査は「燃料の種類」の選択肢無し)

 

年代別では、30代は「価格」81%、「デザイン」66%が共に全年代の中で最も高い値となっている。また、「デザイン」はトップの30代と60代以下の52%では14ポイント差があり、年代による違いが一番大きくなった。

 

③運転をサポートするオプションで付けたいものは「カーナビ」が45%

クルマを購入する際、運転をサポートするオプションで付けたいものとしては、「カーナビ」が45%でダントツで、以降は「ETC車載器」18%、「バックモニター」13%、「自動ブレーキシステム」11%となっている。

 

年代別で見ると、「自動ブレーキシステム」は年代が上がるにつれて割合が高くなっており、60代以上では20%が搭載を希望している。一方で、40代以下は「バックモニター」が「自動ブレーキシステム」の割合を上回るなど、年代によって求めるオプションに違いが見られた。

Tagged