三菱自、鹿児島県奄美大島の瀬戸内町と災害時協力協定を締結 災害時の電動車派遣にMMCレンタカーを活用

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三菱自動車は10月29日、災害時に電動車を速やかに被災地・避難所へ提供できる体制づくりを全国で目指す「DENDOコミュニティサポートプログラム」の一環として、鹿児島県奄美大島の瀬戸内町、鹿児島三菱自動車販売、MMCダイヤモンドファイナンス株式会社、奄美ラッキーレンタカー(運営会社:ビッグ ビジネス)、三菱自動車サテライトショップ奄美(運営会社:田原商事)の6者間で災害時協定を結んだと発表した。

三菱自動車は、離島の自治体との災害協定締結は初となり、従来は同社系列販売店の保有車を貸し出す体制だったが、今回より離島においては同社製レンタカーも活用できる体制にして、災害時の速やかな支援体制づくりに協力すると述べている。

 

災害協定では、災害発生時に改めて自治体と必要事項を確認する時間的ロスをなくし、給電等に活用できるプラグインハイブリッド電気自動車「アウトランダーPHEV」などの電動車を速やかに被災地・避難所へ届けることを目的としている。離島においては、地理的な条件から災害時に自治体へ貸与できる電動車が不足すると想定し、同社100%子会社のMMCダイヤモンドファイナンス株式会社が全国で展開する「MMCレンタカー」として登録している電動車を、地元のレンタカー会社の協力を得ながら貸し出せる体制とする。
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