2020スーパーGT第6戦鈴鹿、Audi R8 LMがGT300クラスで今シーズン初優勝

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アウディ ジャパンは、Audi R8 LMSで2020年シーズンのSUPER GT GT300クラスに参戦するカスタマー(プライベート)チームをサポートしており、10月24日(土)〜10月25日(日)、鈴鹿サーキット(三重県1周5,807m)で2020 SUPER GT第6戦となる「SUZUKA GT 300km RACE」が開催され、Audi R8 LMSが今シーズン初優勝を飾ったと発表した。

 

 

アウディ ジャパンとパートナーシップ契約を締結している#21 Audi Team Hitotsuyamaは、今シーズンではドライバーラインアップ、マシンのカラーリングも赤へと一新。ドライバーはAudi Sportドライバーであるクリストファー ミースと川端 伸太朗がコンビを組む予定となっていたが、新型コロナウィルスの影響によりミースの来日がかなわず、今回も近藤 翼にステアリングが託された。

 

一方#33 X Works は、昨年のSUPER GT GT300クラスをはじめ、スーパー耐久にも参戦する香港国籍のレーシングチームで、人気アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」とのプロモーションタイアップにより、エヴァンゲリオン初号機をイメージしたカラーを採用。ドライバーは香港人コンビのショウン トンとアレックス アウの予定だったが、こちらも新型コロナウイルスの影響によりアレックス アウが入国できず、代役として第5戦に続きベテランの佐々木 孝太がエントリーされた。

 

予選では、#21 Audi Team Hitotsuyamaが6位、#33 X Worksが27位という結果となった。

 

10月25日(日)に開催された決勝では、近藤の#21 Audi Team Hitotsuyamaが6位のポジションをキープ。4周目に上位のマシンがトラブルでストップし5位へとポジションをアップし、10周目に4位へ浮上した。19周を終えた段階で川端へと選手交代し、コース復帰後2周目にコースアウトしたマシンのためセーフティカーが導入されたことで、上位との差が縮まり事実上の2位を走行。そして、セーフティカーがあけて2周目でトップとなり、そのまま安定した走りで首位をキープしてフィニッシュした。川端、近藤の両名にとってSUPER GT初優勝であり、#21 Audi Team Hitotsuyamaにとっては2016年のツインリンクもてぎ大会以来、4年ぶりの勝利となり、っチームランキングは8位となった。

 

一方、#33 X Worksはスタートドライバーを佐々木が、第2スティントをショウン トンが走行し、22位でレースを終了した。

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