2020年スーパーGT 第5戦が10月3日(土)・10月4日(日)に富士スピードウェイで開催され、GT500クラスでカルソニック IMPUL GT-Rが8位に入賞した。
GT500クラス予選では、#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木 大樹/平峰 一貴)が予選でフロントローを獲得。#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星 明誠/ヤン・マーデンボロー)も予選4位となった。決勝では、フロントローからスタートした#12 GT-Rの佐々木がオーバーシュートにより4位まで順位を落とし、3位に上がった#24 GT-Rの高星が一気にトップのマシンに近づき、ダンロップコーナーで逆転に成功した。予選6位の#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田 次生/ロニー・クインタレッリ)のクインタレッリが3位に続き、#3 GT-Rはコースサイドにストップし、ここで戦列を離れることとなった。
#24 GT-Rは13周目で2位に後退し、25周を終えてマーデンボローにドライバー交代。全車がピットストップを終えた32周目には4位となっており、33周目に3位まで順位を上げたが、35周目にステアリングに不具合が生じたため突如スローダウンして緊急ピットイン。最終的には14位でチェッカーを受けた。
#12 GT-Rは、セーフティカー(SC)後のリスタートのあとに3位となったが、SC中に前のマシンを追い抜きしたため14周目を走行中にドライビングスルーペナルティが科され、15周を終えたところでペナルティを消化。24周を終えるところで平峰にドライバー交代を行い、最後は8位までポジションを回復してフィニッシュし、ポイントを獲得した。
#23 GT-Rは4位をキープし、25周を終えて松田にドライバー交代して暫定10位でコースに復帰。6位まで順位を取り戻したが、終盤にステアリング系の振動で緊急ピットインを行うことになり、11位でチェッカーを受けた。
GT300クラスでは、予選6位からスタートした#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(藤波 清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が優勝を果たした。