三菱ふそうトラック・バス(以下、MFTBC)は、ふそうブランドのバスを製造する三菱ふそうバス製造(以下、MFBM)が、本社・工場の敷地内にバスのショールームと検収レーンを兼備した「ウェルカムセンター」を新設し、9月29日より稼働を始めたことを発表した。
今回新設した「ウェルカムセンター」は、大型バスを5台同時に検収可能にする5つのレーンに加えて、大型観光バスを2台展示することが可能なショールームを併設。5つのレーンは仕切りを可動式にすることで秘匿性を保持する。製造したバスを納車する前に、カスタマーと共に車両確認作業を行う検収設備をリニューアルすることにより、より正確な検収作業とカスタマー満足度の向上を図るほか、MFBM正面入り口道路に面したガラス張りのショールームには完成車両を展示することで、ふそうブランドと企業認知度向上を目指すとしている。
三菱ふそうバス製造取締役社長の藤岡佳一郎氏は、「最新鋭のウェルカムセンターは、ふそうバス事業の先進的な設備です。大規模な投資を行い、今回の完成につなげたことは、地域のみなさまと従業員、そしてバス事業に対する未来を見据えたコミットメントです。」とコメントした。
また、三菱ふそうトラック・バス 代表取締役社長兼ダイムラー・トラック・アジア代表のハートムット・シック氏は、「当設備がお客様へのおもてなしの精神を示し、ふそうブランドの多様な製品の優れたショーケースとして機能してくれることを確信しています。MFBM と共に、引き続き優れた製品をお客様にお届けしていきます」と述べた。