ダイハツは、予防安全機能「スマートアシスト」搭載車両の累計販売台数が、8月末時点で300万台を突破(他社へのOEM供給車両を除く)したことを発表した。
「スマートアシスト」は、2012年12月にマイナーチェンジして発売した「ムーヴ」で初めて採用され、その後小型ステレオカメラなどにより衝突回避支援機能を向上したほか、認識支援機能、運転負荷軽減機能、駐車支援機能などを搭載するなど進化を遂げ、軽乗用車や小型乗用車のみならず、軽商用車「ハイゼット」や小型商用車「グランマックス」、特装車にも採用するなど、搭載車のラインナップを拡充してきた。最新の「スマートアシスト」は、2020年6月に発売した新型軽クロスオーバー「タフト」に搭載されたものであり、新開発のステレオカメラを採用することで、夜間の歩行者や追従二輪車の検知を可能にするなど衝突回避支援機能の性能向上を実現した。
現在では軽自動車12車種、小型車4車種、計16車種に「スマートアシスト」を搭載し、軽乗用車「コペン」を除くすべての車種に搭載。その搭載比率は約9割になるという。