ガリバー、自動車ローンの利用が困難なケースに対する「ガリバースマートローン」の提供を開始

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中古車事業Gulliver(ガリバー)を運営する株式会社IDOMは、自動車ローンの利用が困難なケースに対して、「ガリバースマートローン」の提供を同社が運営する全国の「HUNT(ハント)」店で9月1日より開始したことを発表した。なお、順次各店舗への展開を目指すと述べている。

 

同社は上記サービスについて、様々な理由によりローンへの不安や利用が困難なケースに対し、スマートフォンをクルマの鍵とした「バーチャルキー」の活用および信販企業と連携することで、クルマを購入する機会を広げることができるほか、ファイナンシング・ソリューションとして供給パートナーである信販企業にとっても、従来まで困難とされていた延滞車両の回収を見込むと説明している。今後は全国の信販企業との連携を強化し、提供エリアの早期拡大を推進していくと述べている。

<「ガリバースマートローンについて>

株式会社ジゴワッツが独自に開発した「バーチャルキー」の技術を採用し、ローン利用期間中の与信管理を可能にすることで、従来の自動車ローンの利用が困難だった人にもクルマを購入する機会を広げることができる新しいローンサービス。利用者の利便性を考慮し、自動車の解錠・施錠を専用アプリから操作できるほか、友人や家族に利用可能時間を限定したスペアキーを発行することができるなど、これまでの鍵では実現できなかった機能を付加している。

<「Virtual Lock」について>

ジゴワッツが提供する自動車向けスマートロック「バーチャルキー」および IoT 製品向け認証システム「JigoAuth(ジゴオース)」を応用して共同開発を行ったスマートフォンアプリ。アプリから自動車の解錠・施錠ができる機能のみならず、同アプリを入れている第三者へのカギのシェアリングも可能になる。現在はApple社のiOS製品を対象に提供しており、順次Android対応も検討しているほか、スマートフォン電波の圏外での自動車利用も考慮し、Bluetooth® を活用することで圏外でのドアの解錠・施錠が可能となる。スマートフォンと車両間の通信も強度な暗号を用いており、リレーアタックなどにおける盗難対策も搭載している。ユーザーは基本的に鍵の受け渡しは行わず、アプリでのドアの解錠・施錠を行うことが可能となっている。

<「ガリバースマートローン」利用方法>

  • サービス名:ガリバースマートローン
  • 開始時期:2020年9月1日
  • 提供店舗:全国のHUNT店舗(木更津店、モレラ岐阜店、常滑店)
  • 提供店舗は順次拡大する。
  • 利用方法については店舗で案内。
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