豊田通商は9月1日、スズキよりインド製小型乗用車のOEM供給を受け、「トヨタ・スターレット」としてアフリカ市場で販売を開始することを発表した。9月中旬からの南アフリカでの販売を皮切りに、順次アフリカ47カ国へ販売を広げていくとしている。
同社は、2019年1月にトヨタからアフリカでの営業業務の全面移管を受けており、2019年3月のトヨタとスズキ間の合意に基づいて今回スズキからのOEM供給が実現した。近い将来アフリカで中間所得層が拡大することを見据え、アフリカ全土のトヨタブランドの販売チャネルを生かした小型車の販売とアフターサービスの強化を図り、今後もスズキと連携して、SUVやセダンなど各種ボデータイプの小型車ラインナップの拡充を予定していると述べている。