三菱自動車前会長、益子修氏が逝去

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三菱自動車の特別顧問(元取締役会長 代表執行役)、益子修(ますこ おさむ)氏が8月27日、心不全のため死去していたことがわかった。享年71。8月7日には、健康上の理由で会長職を退任していた。

益子氏は1972年に三菱商事に入社、2005年1月に三菱自の社長に就任。「三菱自動車再生計画」を策定・実行し、同社の立て直しに尽力し、選択と集中の方向性を掲げて身の丈に合った経営を目指しつつ、世界初の量産電気自動車『i-MiEV』や世界初の4WD SUVのプラグインハイブリッドEV『アウトランダーPHEV』に代表される、環境にやさしい先進的な車両の開発を主導的に進めた。

14年に会長兼CEOとなったが、燃費不正問題が発覚した16年に社長に復帰、18年に再び会長職に就任していた。

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