フォルシアクラリオン、商用車用HDカメラ2モデルと7型ワイドHD対応モニターを発売

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フォルシア(Faurecia)の事業部フォルシアクラリオンは、国内向け商用車用HDカメラ「CR-8500A(シャッター付)」/「CR-8600A(シャッターなし)」、7型ワイドHD対応モニター「CJ-7800A」を、9月から順次発売することを発表した。

 

フォルシアクラリオンは、スマートフォンなどのカメラでは映像の高解像度化が一層進んでおり、商用車用カメラも直接事故抑止につながる映像の高解像度化が望まれている状況を受け、今回発売する商用車用HDカメラ2モデルにおいては、広範囲を確認できる水平画角約160°のレンズ、100万画素CMOSセンサーの採用により夜間でも明るく鮮明な映像を表示するほか、HDR(ハイダイナミックレンジ)機能を搭載しており、晴れた日の逆光や明暗差の大きな場所での黒つぶれや白飛びを補正しクリアな映像を表示すると説明している。

 

また、高解像度の映像を提供する7型ワイドHD対応モニターは、HDカメラ「CR-8500A」「CR-8600A」だけではなく、従来のNTSCカメラに接続可能なほか、ZOOM機能を搭載しており、水平画角約160°のカメラ(CR-8500A/CR-8600A)映像を約120°に切り替えて表示映し出すことが可能となっている。

 

昨今の運送業界は、ドライバーが不足している状況から経験不足のドライバーの増加や乗りなれない車体の運転などの状況が見受けられ、フォルシアクラリオンは、優位性のあるエレクトロニクス技術を生かした安心・安全製品の普及を図り、クルマ社会の発展に貢献すると述べている。

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