7月の新車販売台数、登録車はヤリス、軽自動車はN-BOXが1位

8月6日、日本自動車販売協会連合会（自販連）と全国軽自動車協会連合会（全軽自協）は7月の車名別新車販売台数（速報）を発表した。

登録車はトヨタ「ヤリス」、軽自動車ではホンダ「N-BOX」がそれぞれ1位、登録車と軽自動車の合計ではN-BOXがトップとなった。

登録車でトップとなったヤリスは2カ月ぶりの1位。先月1位だったライズは2位となった。また、6月17日に発売となった新型ハリアーは4位に入り、好調な立ち上がりを見せている。

軽自動車は、N-BOXが前年同月比32.5％減と大きくダウンしつつも、2位以下を大きく引き離して依然としてトップを堅守。また2位はスペーシア、3位はタントと続き、スーパーハイトワゴンが上位を独占した。

また市場全体では、7月も新型コロナウイルスの影響が続き、登録乗用車は20万7473台で前年同月比19.6％減、軽乗用車も17.5％減とマイナス推移が続いている。前年の同時期は10月の消費税増税前で需要が拡大していたこともあるため、前年同月比で見るとよりマイナス幅が大きくなっているという事情もあり、8月以降も当面は厳しい状況が続くことが予想される。