全日本スーパーフォーミュラ開幕戦、コロナの影響で7名のドライバーが参戦できない可能性も

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全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営している株式会社日本レースプロモーション(JRP)は8月1日、新型コロナウイルス感染症対策に伴う外国人ドライバーの入国と、海外レースに参戦したドライバーの帰国後の対応について発表した。

まず外国人ドライバーでは、同感染症に関する外務省の指針により、
・タチアナ・カルデロン(スリーボンド・ドラゴコルセ)
・ユーリ・ビップス(チーム・ムゲン)
・セルジオ・セッテ・カマラ(バズレーシング ウィズ ビーマックス)
・シャルル・ミレン(バズレーシング ウィズ ビーマックス)
の4名が現在入国できずにいる。

また海外レース参戦ドライバーでは、厚生労働省の指針で帰国後2週間の待機が義務付けられていることから、8月のスパ・フランコルシャンに参戦する、
・中嶋一貴(バンテリン チーム トムス)
・山下健太(コンドーレーシング)
・小林可夢偉(カロッツェリア チーム ケーエムジー)
の3名が、日程的に全日本スーパーフォーミュラ選手権への参加が厳しい状況となっている。

JRPはこの二つの問題を解決するために、JAF、各エントラント、主催者等と連携しながら関係省庁や当該機関と相談を重ねているが、現在のところ打開の見通しは立っていないという。

今季の「全日本スーパーフォーミュラ選手権」は、8月29日・30日にツインリンクもてぎ(栃木県)で開幕。全11チーム、20名のドライバーで競われる予定だが、状況が変わらなければ大幅に変更される可能性もある。

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